iDeCo(確定拠出年金)の運用益は非課税!?

コラム, 生活に関すること

前回のおさらいですが、確定拠出年金のメリットは簡単に上げますと以下の通りです。

 

・掛け金は全額所得控除

・運用益は非課税

・一時金での受け取りは退職所得控除

 年金での受け取りは公的年金控除

 

今回の内容はなにかな?

 

今回は「運用益は非課税」について説明致します。

 

皆様利息には税金がかかることはご存知ですよね?

 

通常、銀行で定期預金をするとわずかな利息でも20%(実際には20.315%)の利子税がかかり、

税金が引かれたものを受け取ります。

 

しかしiDeCoに預けて運用して出た利益には本来20%掛かる税金が全く掛かりません!

 

複利で運用し続ける中で、毎年運用益に税金がかからないということは、

老後資金を長期的に複利運用する上で非常に大きなメリットです。

 

NISAとの違いは?

 

 

税金が掛からない制度としてNISAがありますが、NISAの非課税期間は5年間ですので、

老後資金の積立においてはiDeCoのほうに軍配が上がります。

 

さて、iDeCoでは安全に預けたい方向けに、定期預金などリスクほとんど無いものも選択できますが、

せっかく運用益が非課税なのですから、リスクをとって積極的に運用しても良いと思います。

 

特に主婦の方は積極的に運用しないと損になってしまうケースがあります。

 

主婦のiDeCo利用はよく考えて実施!

 

今年から主婦も制度利用ができるようになりましたが、その場合は個人型に自身で申込をすることになります。

 

するとiDeCoの口座は初期費用2,777円~+毎月167円~617円の口座管理手数料が掛かりますから、リスクを怖がって減りもしないがほとんど増えもしない定期預金などを選ぶと、口座管理手数料分毎月お金が減っていくだけになってしまうわけです。

 

ご主人の扶養範囲内で働いる場合も、掛け金の所得控除も意味が無いですから、iDeCoのうまみは全く得られずに結果的に、なんにも得しない、ただ減っていく貯蓄をしていることになってしまいます。

 

この場合は維持費が掛からないNISAを利用したほうが正解です。

 

何も考えずに初めてしまうと、「やらないほうが良かった…。」という状況になる可能性がありますので、一度ファイナンシャルプランナーに相談してから始めましょう!

 

 

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