iDeCo(確定拠出年金)の老齢給付(一時金)はお得に受け取れる!
今までのおさらいですが、確定拠出年金のメリットは簡単に上げますと以下の通りです。
・掛け金は全額所得控除
・運用益は非課税
・一時金での受け取りは退職所得控除
年金での受け取りは公的年金控除
今回は受け取り時の税制優遇について説明致します。
多くの金融商品では受け取るときに出た利益の20.315%が税金で取られてしまいます。
保険商品の解約金は一時所得扱いで優遇されますが、出た利益が年間50万円を超えると税金が掛かります。
iDeCoはどうかというと、60歳になり非課税運用で膨らんだものを一時金受け取りを選択すると、
「退職所得控除」の対象になります。簡単に言うと退職金扱いで税金の優遇が受けられるということです。
退職所得控除が受けられる金額は勤続年数に応じて変わります。
勤続年数20年まで 1年当たり40万円
勤続年数20年超 1年当たり70万円
例えば、勤続年数30年の人は
40万円×20年+(30年-20年)×70万円=1,500万円 が非課税で受け取れるというわけです。
すると、会社勤めをしていないと意味が無いのかというとそうではございません。
iDeCoのすごいところは、iDeCoの加入期間を勤続年数に読み替えることが出来るという点にあります。
しかも、条件を満たせば会社で受け取る退職金とiDeCoの一時受け取り両方で、退職所得控除を満額使うことも出来ます。
また年金で受け取る場合でも公的年金と同じように優遇されて受け取ることが出来ます。
退職所得控除内で一時金で受け取り、残りは年金形式で受け取るのが一番スマートでしょうか。
老後に不安を抱える現役世代にとって、iDeCoは老後資産形成には欠かせないツールと言うわけです。
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